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一般質問終わる 解説水稲直播きと地場産業(農業機械作製)育成について [北海道議会]

一般質問終わる 水稲直播きと地場産業(農業機械作製)育成について

9月27日午後1時からの本会議で一般質問を行いました。一般質問についてはジャンル毎に掲載します。

水稲直播きと地場産業(農業機械作製)育成について

一,新しい稲作についてお聞きします。
 私の住んでいる岩見沢市は米の作付面積全道1です。
この岩見沢で水稲直播きが注目を浴び広がっています。私も昨年から乾いた水田に種まきから芽が出て成長し稲刈りまでを観察し、機会ある毎に直播栽培の学習会などにも参加しています。
 その中で改良普及員の指導を頼りに直播栽培が進んでいる事を強く感じました。
そこで

1、北海道の農業発展を支える農業改良普及指導員の安定的な採用と育成を早急に進めるべきことを第1回定例道議会で質問しました。
 その後育成と採用がどの様に推移しているのか伺います。

2,直播の米の収穫が昨年は田植えの米よりも多収量でした。しかし岩見沢や南空知の直播は外食産業用の加工米品種の栽培で、飯米用の品種を作付け出来ていません。そのため販売先が限定されるという隘路があります。
 新しい道央用の直播品種が誕生するという情報があり、期待が高まっています。どの様な品種でいつ栽培可能になるのか伺います。

3.直播のメリットは省力化にあります。省力化により離農者の農地を引き継ぐ事が出来ます。生産コストの低減は農業所得の増加に直結します。直播栽培普及についての見解を伺います。 

二、物作り産業の育成について(農業機械作製)

 新しい栽培方法には新たに必要な農業機械があります。直播栽培を進めるに当たり効率的な種まきの機械を岩見沢のある農業機械製作会社が研究しているともお聞きしています。

 北海道各地にはその地方に根ざした独自の農業機械を製作する会社があります。
南空知にも水稲や野菜に使用する農機具を製作している会社があります。
 この会社では今中国に自社制作の農業機械を輸出しようとしています。この様な元気な会社もあります。私は以前から地場産業の育成が大切と申してきました。今まで長年にわたって地方の雇用を守り税金を払ってきた地場産業の育成です。
 21世紀の後半に向けて食糧の増産が世界的に必要になってくる。稲作の農機具製造の技術を生かして北海道ブランドの農機具作成集団の形成を道が主体となって行う事を望みたい。
 国土交通省の大臣が新幹線技術を諸外国に売り込む時代です。北海道のトップが北海道ブランドの農業機械を世界に売り込めるように地元産業の育成を進める事が北海道の物作り産業の発展につながります。
 鳴り物入りで補助金を出して企業を誘致しても採算が合わなくなるとすぐ北海道から出て行く企業に膨大な援助をするより地場産業の育成が大事です。地場産業は北海道から離れる事は出来ません。

 1.岩見沢を中心とする南空知や道内各地でそれぞれの地域の農業にあった農業機械製作会社の技術向上に向けた取り組みが肝要と考えますが。道としてはこれまでどの様に取り組み、今後どう取り組もうとしているのか伺います。

 2.岩見沢市の農業機械製造会社では海外に対して農業機械を輸出しようとしています。北海道として積極的に道外、海外に道産農業機械を輸出しようとしている地場産業の応援をすべきと考えますが所見を伺います。

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