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防災対策について 市長に質問(質問その2) [岩見沢市議会]

避難所におけるトイレの望ましい姿について、重きを置いて質問

第1点目は 岩見沢市メールサービスが肝心なときにメールが来ない件
第2点目は 重要な 避難所におけるトイレの望ましい姿について



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 1,避難所のトイレが依然として和式便器トイレがあることについての認識

 2,内閣府は『避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン』でも、和式便器ト  イレを除外して洋式トイレだけで必要器具数を確保するよう指導していいること。

和式便器周辺の床はトイレ内糞便由来菌汚染度が高く体力が落ちている高齢避難者の免疫力低下による感染症発症を防ぐためにも様式化すべきこと。

 3,内閣府はガイドラインの示す「避難所の施設によっては、和式トイレが多く仮設も同様で足腰の弱い高齢者や車椅子使用の身体障害者にとっては、トイレの使用が極度に困難となる、トイレの課題は、多くの健康被害と衛生環境の悪化をもたらし、同時に不快な思いをする被災者を増やすことになり、人としての尊厳が傷つけられることにもつながる。被災者支援の中で、避難生活におけるトイレの課題は、今まで以上に強い問題意識をもって捉えられるべきである。」
 事を主として質問しました。

 しかし市長の答弁は、トイレの掃除を行い、手洗いを実施することにり 感染症を防ぐことができる旨の主旨の答弁でした。
 
 罹災して避難所に避難するだろう方々の心情に思いをはせることができないのだろうか。現状での急な改修はできないが、計画を立てながら、暖かく避難者を迎えたい。旨の答弁をいただきたいものでした。


なお質問の全文は下記の通りでした。

2 防災対策について
(1)岩見沢市メールサービスについて
安全で安心してくらせるまちづくりの推進のために岩見沢市メールサービスが行われていると承知しているのですが、なかなかタイムリーな知らせが来ないと言う話を聞く、たとえば8月31日の豪雨においてもメールが来なかったとの話もあるが、改善が可能か運用上の隘路について伺う。

(2)避難所におけるトイレの望ましい姿について

1)多くの人が使用する水洗トイレはその清潔、利便性から洋式が望ましいと考える。

 後の項目で詳しく述べますが、内閣府は『避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン』を作りましたその中では、和式便器トイレを除外して洋式トイレだけで必要器具数を確保するよう指導しています。

 大規模災害を経験している地域からの避難所での経験報告では、避難場所ではトイレの数が少ない、トイレが不潔だ、トイレが暗く湿った感じなど環境が悪い不快な感じ等トイレ環境の悪化からからトイレに行く回数を少なくする現象が生じ、体力・免疫力の低下が生じる、食べ物を控えたり水分の補給を抑える避難者が生じる、又トイレ環境の悪化は糞口感染をおこし下痢、嘔吐を発生これまた体力・免疫力の低下体調不良をおこしその結果、健康障害震災関連死を起こす。との報告もあります。

如何に清潔なトイレ環境を整えるかについては、トイレ内糞便由来菌汚染度を少なくするかにあります。トイレ内糞便由来菌汚染度(大腸菌数CFU/㎠)とは大腸菌がトイレの床でどれほど汚染しているかを示しています。和式便器周りは820 和式便器ブース前は260床中央は50入り口は15と拡散していきます。
 それに比較すると洋式便器は便器下は皆無に近く5となっています。当然避難所に於けるトイレ環境の整備はトイレ内糞便由来菌汚染度を念頭に置いて考えるべきでありますがこの点について考えを伺います。

(この質問に対する答えは トイレ内糞便由来菌汚染度 についてもトイレメーカー調査考え方 と言うような趣旨答弁であった)


2)避難所におけるトイレの洋式と和式の現状の割合について、市の所有している建物に限定し、小、中学校、公共施設などに於ける割合について伺います。


3)避難所については洋式化すべきと考えるが市長の考えを伺う

先にも述べましたが内閣府は『避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン』を平成28年4月に発表しています。その中で、
和式便器トイレを除外して洋式トイレだけで必要器具数を確保するよう指導しています。
 また、
 避難所の施設によっては、和式トイレが多く仮設も同様で足腰の弱い高齢者や車椅子使用の身体障害者にとっては、トイレの使用が極度に困難となる、
 トイレの課題は、多くの健康被害と衛生環境の悪化をもたらし、同時に不快な思いをする被災者を増やすことになり、人としての尊厳が傷つけられることにもつながる。被災者支援の中で、避難生活におけるトイレの課題は、今まで以上に強い問題意識をもって捉えられるべきである。
本ガイドラインは、避難生活を支援する行政が取り組むべき事項のうち、トイレの確保と管理に関して指針を示すものである。本ガイドラインに沿って、適切な仕組みを整えることが求められる。また、市町村においては、本ガイドラインを参考に災害時のトイレの確保・管理計画を作成し、その計画を実効性のあるものとするため、地域防災計画等に反映させることが求められる。
 本ガイドラインに沿った準備と対応が進み、過去の災害において発生したトイレの劣悪な環境が改善されることを強く期待する。 とガイドラインのはじめに、 に書かれています。
和式便器トイレを残すことは、好みの問題ではなく、多くの使えない人をつくってしまうことを認識しておく必要がああります。
この事につきまして市長の考えを伺います。
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